「松の湯交流館」は、黒石市の伝統的建造物群保存地区の「こみせ通り」にある、市民と訪問者のための交流施設です。
ここはかつては地域の人々に愛された銭湯でした。
屋根を突き抜け、力強い生命力を感じさせる松の木が印象的な銭湯は、平成5年にその役割を終えましたが、裸のお付き合いをしていた地域の人々にとって、時代の記憶が今も色濃く残っている場所です。
その後、再生利活用の声が多く、平成27年に生まれ変わった「松の湯交流館」。
交流の場所としての意味を受け継ぎ、風の人(訪問者)と土の人(市民)が語らい、ふれあい、笑いあうなど、様々な形で交流して欲しいという願いが込めらています。
昭和7年当時の松の湯
現在も景観を残す
「中町こみせ通り」