十和田湖の観光がまだメジャーでなく、交通が不便な時代でも入浴客が訪れていたと言われている黒石温泉郷。
江戸時代に作られたとされる、大相撲の番付の様に格付けされた全国の温泉地温泉番付には、温湯温泉と板留温泉の名前が挙がっています。
浅瀬石川ダムの建設等に伴い、廃湯となった今では幻の温泉地、二庄内、要、古蔵、沖浦も含めて、“西十和田いでゆライン”と称され石碑が建立されています。
現在は温湯・板留・落合・青荷を合わせて黒石温泉郷と呼び、湯治客にも一般のお客様にも親しまれています。
温もりを長く保つ特徴から温湯と名づけられ、土用の丑の日に“温湯丑湯まつり”が行われる事でも知られています。
温湯温泉郷の温泉について
古書に名が残っている為、1500年代にはすでにあったとされ、傷や皮膚病に効く“美肌の湯”として親しまれています。
板留温泉郷の温泉について
浅瀬石川をはさみ、板留温泉郷と向かい合っています。落合は“黒石の奥座敷”と呼ばれています。
落合温泉郷の温泉について
温湯・板留・落合・青荷の温泉郷以外にも個性豊かな温泉地が点在し、それぞれに異なった泉質が特徴です。
市街地・その他の温泉について
湯めぐりを楽しむ
黒石温泉郷の温泉はエリアによって泉質や効能が異なり、入る順番によってより効果を期待できるといわれています。
また、それぞれのエリアが割と近くにあるため、湯めぐりしやすい環境でもあります。
各温泉の違いや効果を実感し、お好みの温泉を見つけてみてはいかがでしょうか。